次世代センサ協議会は、1989年に、日本国内の横断的なセンサ・アクチュエータ研究・開発を発展させるため、 「センサ技術の普及と発展」を目的に発足しました。主として大学、研究機関、メーカ、ユーザの研究者、技術者に対し、ニーズとシーズの出会い、異なる組織間の情報交換の場として貢献しています。
今後に期待される新技術を議論するシンポジウム、現在の技術の最新動向を知るセミナー、主として会員を対象とする相互研修の研究会、新人研修などのチュートリアルなテクノスクール、新しい産業の創出、育成に貢献する課題研究会などを行っています。
フジサンケイ ビジネスアイ主催の 「Sensor Expo Japan」 の併催行事として毎年開催される「センサ・アクチュエータ・マイクロナノ/ウィーク」において、総合シンポジウム、展示コーナー、センサ技術無料相談コーナーを開設しています。
2013年に一般社団法人となり、センサの実用化を支援し、産業と科学の発展に寄与することを目標に、各種の事業活動を開始しました。
社会インフラ・モニタリングシステム研究会やスコットランドとの連携などの新しい取り組みを行っています。
正式名称は「センサ・アクチュエータ・マイクロナノ/ウィーク20XX」。本会の最大の行事です。毎年に東京有明の東京ビッグサイトで、フジサンケイ ビジネスアイ主催の「Sensor Expo Japan」の併催行事として3日間連続開催されます。
シンポジウムは例年、年2、3回開催しています。将来目覚しく進展するであろうと予測される技術をテーマとして取り上げ、参加者とのディスカッションを通じて技術の吸収とより深い知識の習得に役立たせて頂いています。
また、法人会員企業で技術的に注目を浴びユーザも興味を持つ研究成果のPRの場となるのが、シンポジウム「センサ技術最前線」です。
セミナーは、ある程度定着しつつある技術についての最新の動向を紹介するために、例年2、3回開催、シリーズとして継続開催しているものも多くあります。
講演・見学会は、主として会員を対象とした相互研修の勉強会ですが、講師は会員に拘らずに、専門分野における第一人者を招いています。会員が参加しやすいように参加費も資料代程度に収めています。
毎年3~4回程度開催しており、近年は大学や公私の研究所見学を兼ねたものが多くなっています。
テクノスクールは、新人教育を中心に管理職再教育も意識したチュートリアルな講座です。
第1回は、青山学院大学で開かれ、120名以上に参加いただきました。
現在も基礎から応用まで、幅が広く奥深い講義が行われています。
課題研究会は、シーズとニーズの仲介をすることによって、新しい産業の創出・育成に貢献するための課題を議論する年1回の研究会です。 電気学会にセンサ・マイクロマシン準部門が新設されたのを機に1997年からスタートし、当初、参加者は委員のみで報告書を一般会員に配布していたが、2000年からは一般会員にも広く参加を呼びかけ、2006年度からは広く一般にも参加枠を広げ、討論をおこなっている。
本協議会の会誌「次世代センサ」は1991年6月に創刊されました。特定テーマの特集の他に、技術報告、国内外の展示会レポート、書籍紹介、法人会員の無料製品紹介などが毎号掲載されています。 毎年1月と7月の2回発行されます。
センサカレンダーは、国内外のセンサ・アクチュエータ関連の大きな国際会議、展示会を網羅したもので、関連のものとしては世界でも最も広い情報を掲載しています。会誌発行の中間に当たる3月と9月の年2回の発行で、次世代センサ協議会の行事も含め、毎回、70~100の行事を掲載しています。なおセンサカレンダーの掲載情報は、次世代センサ協議会のホームページ内、会員専用のページでもご覧いただけます。 各行事のホームページへのリンクが設定されていますので、簡単に詳細を知ることができます。
次世代センサ協議会の運営は全てボランタリーなために、活動は東京中心になりがちです。しかし、会員は全国的に散在しており、地方在住の会員に対するサービスおよび全国の関連の地方公共団体や個人に対する広報・普及をはかるため、2001年にまず、長野地区に長野支部、2002年に東北地区に東北支部、2005年に北陸地区に北陸支部が設立されました。 支部では支部主催の研究会を定期的に開催するよう関係者が努力を重ねています。
次世代センサ協議会では、センサ・アクチュエータ・マイクロナノに関連する特定技術、特定分野の産業創成・普及を支援することを目的としている研究会を設置しています。 詳しくは当ホームページの「部会・委員会」をご覧ください。