一般社団法人次世代センサ協議会 第76回次世代センサセミナーシリーズ 長寿高齢者社会を支えるセンサ技術 No.1 お達者健診と見守り社会の実現にむけて |
4月27日に、盛会裏に終了いたしました。 多数の方のご参加、ありがとうございました。 |
開催趣旨: | |
日本は人口の18%が70才以上の高齢者社会に入り、その割合はさらに増加しています。
このような社会では、高齢者の健康を維持(お達者健診)し、社会全体で支援(見守り社会)する仕組みが必要となります。
次世代センサ協議会では、この社会問題にメスを入れ、高齢者社会を支援するセンサ技術・ネットワーク技術・ロボット技術などを課題としたセミナーシリーズを開催します。第1回目となる今回は、国内外の現状について取りあげます。
(企画:島田芳夫、高田知典) |
日 時: | 2017年4月27日[木] 10:00〜16:45 |
会 場: | 化学会館 6階601号室 (東京都千代田区神田駿河台1-5) |
主 催: | 一般社団法人次世代センサ協議会 |
特別協賛: | スコットランド国際開発庁 地方独立行政法人東京都健康長寿医療センター 都市高齢者の健康長寿医療研究会 |
協 賛: |
一般社団法人電気学会、公益社団法人計測自動制御学会、一般社団法人日本電気計測器工業会、 センシング技術応用研究会、一般財団法人マイクロマシンセンター、一般社団法人日本計量機器工業連合会、 特定非営利活動法人安全工学会、MEMSパークコンソーシアム、モバイルコンピューティング推進コンソーシアム、 フジサンケイビジネスアイ |
プログラム: | |
10:00〜11:00 | 基調講演 「超高齢社会の新たな健康目標と計測」 健康寿命の延伸には、疫病の制御に加えて生活機能低下の制御が必要です。生活機能低下の制御には、生活機能のモニタリングが必要であることは自明です。セミナーでは、新しい生活機能の測定とは何かの実際を示します。 地方独立行政法人東京都健康長寿医療センター 高齢者健康増進事業支援室 研究部長 大渕修一氏 |
11:00〜12:00 | 「スコットランドのデジタルヘルス:地域の特性と開発インフラ」 ケアの変革時期にあって、スコットランドでは政府主導で様々な取り組みがされています。病院と地域が一体となったケア、患者データアーカイブの利用、イノベーションの促進などに取り組んでいます。 スコットランド国際開発庁 松枝 晃氏 |
12:00〜13:30 | 昼 休 み |
13:30〜14:00 | 「澁澤榮一プロジェクト 都市高齢者の健康長寿医療研究会」活動紹介 当研究会は、高齢者の認知症、地域包括ケアなどの課題について、健康長寿医療センターの研究成果、企業、団体の取組みの紹介を通して「健康寿命の延伸/健康格差の縮小」のための交流活動を行っています。本講演では、研究会の概要と活動を紹介します。 都市高齢者の健康長寿医療研究会 事務局長 高田知典氏 |
14:00〜14:50 | 「人工知能支援による見守りシステム」 医療施設の入院患者や介護施設の高齢者に装着したウェアラブル多機能生体センサが集めるデータを機械学習し、体調異変や離床時の転倒・転落等の突発事故を未然に予知し、看護師や介護士に通報するクラウドシステムについて実証試験の結果も踏まえて紹介します。 アフォードセンス株式会社 代表取締役CEO 樋口行平氏 |
14:50〜15:05 | 休 憩 |
15:05〜15:55 | 「高齢者向け衣料型ウェアラブルの取り組み」 肌着メーカーとして培った編み技術、衣料の快適設計や評価ノウハウを利用して作成した衣料型ウェアラブル用製品と、高齢者のQOL向上に向けた取り組みの事例を紹介します。 グンゼ株式会社 新規事業推進室 永井義之氏 |
15:55〜16:45 | 「高齢化社会を支えるICTソリューションの取組みご紹介」 富士通はヘルスケア分野において、長年に渡りトップベンダーとして電子カルテや地域医療ネットワークをサポートしています。高齢化社会を支える富士通のICTの最新の取組みを事例を交えて紹介します。 富士通株式会社 ヘルスケアビジネス推進統括部 第二ヘルスケアビジネス推進部 橋 唯氏 |