一般社団法人次世代センサ協議会 第2回会員情報交流会 ~講演(光電子増倍管および撮像デバイスの開発事例)とグループ討議~ |
5月10日に、盛会裏に終了いたしました。 多数の方のご参加、ありがとうございました。 |
開催趣旨: | |
次世代センサ協議会は、“ニーズとシーズの出会い”をコンセプトとしてシンポジウム・セミナー・研究会等に於いて最新の技術情報を提供してきましたが、
センサに関する最近の多岐に亘るトピックスの下で、オープン・イノベーション時代に相応しい異業種間・異技術間のコラボレーションがますます必要となってきております。 そこで会員同士がお互いに積極的に交流いただきグループ討議に参加する、参加費無料の会員情報交流会を企画しました。第2回の会員情報交流会では、会員が日頃共通課題を抱いていると思われる「センサ技術・センサ産業・センサ教育」について討議いただきます。 グループ討議に先立ち、小柴正俊先生・梶田隆章先生のノーベル物理学賞受賞で話題となったカミオカンデ及びスーパーカミオカンデの光検出器を開発した浜松ホトニクスから大村孝幸氏、スーパーハイビジョン放送の実用化に向けた高性能カメラ用撮像素子の開発を進めてきたNHK技研の久保田節氏に講演をお願いして、話題を提供いただきます。 会員の皆様のご参加をお待ちしております。なお、会員外の方も参加できます。 |
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(企画:石森義雄、中村 健) |
日 時: | 2017年5月10日(水) 13:00~16:50 | ||||||||
会 場: | 中央大学駿河台記念館 6階670号室 (東京都千代田区神田駿河台3-11-5) |
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主 催: | 一般社団法人次世代センサ協議会 | ||||||||
参 加 費: (消費税込) |
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プログラム: | |
13:00~13:05 | 開会のあいさつ |
13:05~14:05 | 【講演】 ノーベル賞に貢献した光センサ技術:光電子増倍管による極限計測への挑戦 超新星爆発からのニュートリノ観測という大偉業を成し遂げたカミオカンデや、ニュートリノに質量があることを発見したスーパーカミオカンデに使われた大口径20インチ光電子増倍管の紹介と、最近の技術展開について述べる。 浜松ホトニクス株式会社 電子管事業部 電子管技術部 設計第1グループ 大村孝幸氏 |
14:05~15:05 | 【講演】 テレビはもっと進化する:8Kスーパーハイビジョンに向けた撮像デバイスの開発 8Kスーパーハイビジョンなど、映像の高精細化や高フレームレート化に伴う課題を抜本的に解決する手段として開発を進めている増倍膜積層型、有機、3次元構造の各撮像デバイスについて、最新の開発状況を紹介する。 NHK放送技術研究所 新機能デバイス研究部 上級研究員 久保田節氏 |
15:05~15:20 | 休 憩 |
15:20~16:45 | 【グループ討議】 センサ技術・センサ産業・センサ教育への一口提言 参加者が少人数のグループに分かれ、自己紹介と「センサに関する一口提言」を述べ、自由な意見交換を行います。 |
16:45~16:50 | 閉会のあいさつ |
(移 動) | |
17:10~19:10 | 意見交換会 ※希望者のみ
近隣のレストランにて 参加費:4,000円(消費税込) |