技術研究会では発足当初より海洋計測センサのリスト作りに注力しています。スコットランド、ノルウエー等の海外や国内の海洋計測センサの現状をしっかり把握、 分析して海洋産業のニーズに応える事を目的としています。更には新海洋産業のニーズに対応し、必要に応じて新しいシーズも開発し、 ソリューションを提供することも大きな目標としています。
　このような主旨で、製品化されている主な機器を調査し、活動報告書に概要を記載してきました。 これらは海外製品が主体で、国産の機器は実用化されていても、研究用が多く、量産化されている製品は少ないのが現状です。
　2021年9月に海洋計測センサの調査結果を「測定原理」と「製品一覧」の二つの資料にまとめ、技術研究会の会員と大学や研究所に電子ファイルで公開しました。
　技術研究会の本サイトでも会員専用ページから電子ファイルのダウンロードが可能です。

１ 基礎の基礎（海中無線、海中位置検出、海中機器の特殊性）

２ 測定原理
２.１ 基本物理特性 （CTD、音速計、絶対塩分計　他）
２.２ 環境監視用 （濁度計、溶存酸素計、pH計　他）
２.３ 海象観測（流向流速計、風向風速計、波高計　他）
２.４ モーションセンサ（慣性航行システム、ジャイロ、対地速度計　他）
２.５ 地形測量/地質 （マルチビームエコーサウンダー　他）
２.６ 資源探査（サイドスキャンソナー、サブボトムプロファイラ　他）
２.７ 海底油田/ガス田用センサ（圧力温度伝送器、多相流流量計　他）
２.８ その他のセンサ（魚群探知器）
２.９ 関連機器（水中切離器）

３　海洋計測センサ製品一覧（製品の主な仕様と写真）